アソビズム 東京本社

インテリアデザイン:プラス株式会社 ファニチャーカンパニー

アソビズム本社オフィスの計画は、作業空間としての機能を維持しながら、‘アソビゴコロ’を持ってデザインされています。既存の空間はシステム天井による照明システムでしたが、あえてそれらを使用しない方向で照明設計がスタートしました。
執務エリアは、タスク& アンビエントが1 台で両方確保できるスタンドライトのみ(既存のシス テム天井ベースライトは一切使用せず)で必要な照度を確保しています。手元を効率良く照明しながら、アッパーライトで天井を照らして鉛直面の明るさ(空間の明るさ)をやわらかい光でとっています。さらに、移設可能なスタンドライトは、将来のレイアウト変更や、原状復帰の際の工事を少なく抑えられるというメリットもあります。
執務エリアの真ん中には芝生広場が設けられ、スタッフが仕事の合間にコミュニケーションを図っ たり休憩したりできるようになっていて、天井部分には光膜で空が作られ、やわらかい光に包まれます。光膜には色温度の異なるランプを配し、日中は色温度を高めにして爽やかな空間に、終業時刻になると色温度と照度を落として夕暮れのような空間にして変化を与えています。このオフィス空間はフロア全体を均質に明るくする従来の手法とは異なり、心地よい明るさと暗さが混在しています。その時の気分に応じて、休んだり、遊んだり、仕事に没頭したりできる‘アソビ’をちりばめたオフィスです。

aso1

aso2

aso3

aso4

aso5

aso5

aso6

back